2012年
5月20日
<要旨>

柑橘果皮のポリメソキシフラボンの動物実験抗腫瘍作用

柑橘果皮中に見つかったポリメソキシフラボン(PMFs)は、抗腫瘍、抗炎症、抗高血糖症、抗高脂血症などを含み、試験管内や動物実験において様々な生態学的作用を及ぼす事が報告されている複雑な集合体である。経口や局所的な製剤を含んで主成分が柑橘果皮エキスから成る市場に出ている商品はいくつかある。これらの商品の形態、使用量、そして健康上の主張は違っていても効果は、試験管内や臨床同様に臨床前などの両試験において裏付けされている。我々は自然の柑橘果皮から成る商品は、肺がんを含む人の癌治療、肝細胞癌、前立腺癌、白血病、胃癌等にまさに効果的であることを発見した。このプレゼンテーションは、我々の研究室で正確に測定されたポリメソキシフラボンの内容と人癌の治療において保証された効果的作用の量間の関連性、人の癌に対して我々の方法論や現在化粧品として販売されている柑橘果皮商品を使用する事による発見を明らかにする。



<経歴>
日本国のミヤウチ柑橘研究所の役員である須澤美智子氏は、会社を代表し、34年前に宮内ユタカ博士により開発され、世界で初めての柑橘果皮を使った「ゴールド化粧水」という柑橘果皮エキス商品の健康促進の恩恵について話す。「ゴールド化粧水」は、日本の元総理池田氏のファーストレディがゴールドの名付け親であり、100%自然のもので最高のスキン保護商品である。ゴールド化粧水の安全性証明(試験管及び動物実験で非発癌性、非光毒性、非経口毒性等の無毒性証明試験)の為に1984年、宮内博士は商品をイギリス、ハンチンドン研究所に送った。過去30年にわたり、須澤美智子氏は宮内博士と共に様々な病気を持つ人間の患者、特に癌患者等にエキスを試し、この自然の柑橘果皮商品の用途に努力を重ねて来た。「自然の物質を人間の健康改善を図るために利用すること」は、宮内博士と彼女の柑橘研究所の哲学であり、ヒト癌を治療し人の健康の改善を図るための特別な柑橘果皮商品から生まれた数々の動物実験データは、彼女の哲学を証明しただけでなく、健康や自然を守る人々に重要な科学的知識を与えた。このことは、真に重大な意味をもつ。人々の病気を治療してきた彼らの限りない努力、そして自然の物質で命を救い、100%自然かつオーガニックな農園で柑橘商品を生産し生活環境を改善させ、同時に自然を守ってきた。宮内博士は2010年の国際連合(UN)顕彰とアメリカ合衆国大統領顕彰の受賞者である。