2010年
12月17日
薬学会「抗癌作用及び抗炎症」の発表

PacifiChem ホノルル、ハワイ州
ミヤウチ柑橘研究所: 須澤美智子、テリー ナッシュ
ウエルジェン Inc.:  Shiming Li, Nancy Rawson
食品科学部、ロトガー大学: Chi-Tang Ho


【タイトル】 
健康促進のための使用法及び医薬的柑橘商品の組成分析


【要旨】 
柑橘果皮中にあるPMFsのような物質は抗腫瘍、抗炎症、抗高血糖症、抗高脂血症などの生理学的特性を持っている。柑橘果皮エキスから成る柑橘由来の商品はいくつか存在する。健康用途として可能性のある日本の柑橘研究所の柑橘果皮商品は、PMFsの内容調査及び化学組成やそれらの効能の関与を実証するように我々に依頼してきた。我々は単独の物質で生理学的作用を持つ事を以前から報告してきた(ポリメソキシフラボン)PMFsやその他のフラボノイドの量を確定した。生理学的作用、分析手段、データ分析及びそれらの組成の関与がここで明らかにされる。


<スライドの一部紹介>

▧ ゴールド化粧水の生理学的作用紹介

▻ 抗炎症作用: iNOS, TNF-α 

▻ 抗細菌: 黄色ブドウ球菌、緑膿菌、他

▻ 育毛促進剤

▻ 肌美白



▧ 抗炎症プロトコール

▻ RAW 264.7 ネズミのマクロファージにおけるLPS誘導のNO及び TNF-α 産生の阻止



▧ マウス皮膚を使ったゴールド(GL)のTPA誘導によるiNOSとCOX-2発現の阻止

  (写真での紹介)(動物実験の紹介は今回特許申請の為やむなく削除)



▧ ゴールドエキスの組成紹介(図面及び分析量削除)

  HPLC: PMFs, OH-PMFs, 及び フラボノイド

  GC/MS: volatiles 及び semi-volatiles

  LC/MS/MS: PMFs, OH-PMFs 及びフラボノイド

NMR: スタンダード 及び 新物質