要旨:

PMFs は、唯一柑橘の果皮中に存在する。in vitro と in vivo の検査から, それらには抗腫瘍作用、炎症抑制、高血糖症や高脂血症等の代謝症候群予防効果など、多機能性生物学的価値が判明している。 PMFsは、 特に効果的な抗癌作用を持つことで知られている。ヘスペリジンなどのポリヒドロキシフラボノイド (PHFs) は柑橘フルーツ中に豊富に含まれている。柑橘PHFs (フラボノイド) は、抗酸化、抗炎症、抗発癌などの生物学的作用を持つ事で良く知られている。しかしながら、PMFs と PHFs の多分子組み合わせによる生物学的特性は何か？ 我々は主にPMFs と PHFsのミックスが含有される柑橘果皮からの自然の抽出液が肺癌、肝細胞癌、前立腺癌、白血病、胃癌などヒトの癌を治療するのに効果的であることを発見した。このプレゼンテーションでは、我々の研究方法及び現在化粧品として市場に出ている柑橘果皮エキス使用によるヒト癌に対しての所見を我々の研究室で測定されたPMFs と PHFsの内容分析及びヒト癌の治療効果を保障する量に関連させながら説明する。